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環境ニュース[国内]

花王、海外での生物多様性保全のボランティア体験を教員に提供するプログラム実施

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.02.16 【情報源】企業/2012.02.09 発表

 花王は、小・中学校の教員を対象に、夏休み期間中の10〜12日間、生物多様性保全に向けた海外での野外調査ボランティアの機会を提供するプログラム「花王・教員フェローシップ」を実施する。参加した教員に、自身が体験したことを学校や地域での環境教育の場で活用してもらうことが目的となり、環境教育の充実につなげる。

 調査期間中の食費、宿泊代、移動費などを含む野外調査プロジェクトの研究分担金と、渡航費や装備品など参加に必要となる費用の10万円を支援する。今回は、ボルネオの雨林、南アフリカのペンギン、ブラジルの野生生物など5種類のプロジェクトで各2人、計10人を募集。応募受け付けを3月1日に始め、選考委員会で参加者を決める。

 花王・教員フェローシップは、「次世代を育む環境づくりと人づくり」をテーマに花王が推進する社会貢献活動の一環で、今年で9回目となる。子供に大きな影響力を持つ教員が生物多様性に関するさまざまな体験をすることで、児童・生徒、地域などへの大きな波及効果を狙う。これまで世界各地の46のプロジェクトに89人が参加した。

 2011年の参加者は「環境の変化をとらえ、守るために、世界各地で情熱を注いでいる人がいることを子供たちに伝えたい」「ケーススタディーを通じて、環境保護と開発の両立について子供たちと考えていきたい」などと感想を寄せた。花王は「環境宣言」を掲げ、顧客や環境活動に取り組む団体などと幅広く環境保全活動を進めている。【花王(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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