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環境ニュース[海外]

路上廃車の撤収を迅速化

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2002.04.17 【情報源】イギリス/2002.04.10 発表

 イギリスのスティーブン・バイヤーズ運輸・地方自治・地域大臣とマイケル・ミーチャー環境大臣は、4月9日より、路上廃車を一層迅速に処理するため、新たな施策をスタートしたと発表した。
 地方当局の権限が以下のように強化される。
・路上廃車を撤去する権限が発生する時期を、従来の7日後から24時間後に早める(イングランド内)
・車両登録していない路上廃車の撤去のため、イギリス運転免許・車両登録機関(DVLA)との協力関係を拡大。
・DVLAが撤去した、車両登録のない路上廃車を処分する権限が発生する時期を、従来の35日後から7日後に早める。
・「節約投資プログラム(Invest to Save Programme)」の特別資金を用い、車両持ち主の捜索方法を円滑化(DVLAと地方自治体との間でコンピューターをリンク)
 ミーチャー環境大臣は、「これまで路上廃車は、地域環境の質を低下させ、深刻な反社会的行動を招きかねなかった」とし、バイヤーズ大臣とともに、今回の施策を歓迎した。政府はこれから車両登録システムを改革し、将来はすべての車両の持ち主がすぐに捜索できるようにしたいとしている。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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