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環境ニュース[国内]

現行の保存管理措置延長で合意 中西部太平洋まぐろ類委員会第8回年次会合

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2012.04.02 【情報源】水産庁/2012.03.30 発表

 水産庁は、2012年3月26日から30日まで、米国のグアムで開催された中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第8回年次会合の結果を公表した。
 WCPFCはこれまでかつお・まぐろ類の国際管理の空白水域となっていた中西部太平洋で、その資源管理を担うことを目的に設立された委員会。04年6月に設立条約が発効し、毎年12月に年次会合を開催している。日本は05年7月にこの条約に加入している。
 今回の会合では、討議すべき議題が多く、メバチ・キハダの保存管理措置の改正について議論を行う時間が十分にとれなかったため議論が収束せず、以下の現行保存管理措置を1年間延長することで合意に至った。
[1]まき網漁業
 集魚装置を用いた操業の3ヶ月間(7−9月)禁止
[2]はえ縄漁業
 メバチの漁獲量を2001−2004年の平均値から30%削減
 キハダの漁獲量を2001-2004年の平均値より増やさない
 なお、2013年以降の保存管理措置については、本年12月にフィリピンにて開催される第9回年次会合において議論される予定。【水産庁】

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