札幌市　家庭のLED積極導入を促進　地下鉄乗車券交付で後押し

【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.06.25 【情報源】地方自治体／2012.06.18 発表

　札幌市は、市内の店舗でLED（発光ダイオード）電球などを購入し、自宅に設置する市民に対して、購入費用に応じて、札幌市営地下鉄で乗車券として利用できるICカード「SAPICA（サピカ）」を交付する「札幌LED推進キャンペーン事業」を実施している。省エネ効果の高いLED電球などの導入促進で、夏場の電力不足に対して市民の節電を後押しする。
　受付期間は11月30日まで。対象となるのは、LED電球またはLEDシーリングライトやLEDダウンライトなどのLEDを光源とした照明器具。購入額が4000円以上8000円未満で2000円分、8000円以上で4000円分の「SAPICA」を交付する。札幌市外の店舗や通信販売、インターネットでの購入は対象外となる。また、イルミネーション用、店舗用、屋外用、誘導灯などの器具も対象とならない。
　希望者は購入した商品のレシートまたは領収書、商品と商品箱を撮影した写真、直近の電力使用量を示す北海道電力の検針票などの必要書類を郵送する。申し込み順に審査が行われ、審査終了後、追って手元に届いた引換券を地下鉄の定期券発売所に持参すれば「SAPICA」が交付される。　環境局環境都市推進部エコエネルギー推進課　TEL：011-211-2872　【札幌市】