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環境ニュース[海外]

EU、2014年欧州環境首都にコペンハーゲン市が選出

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2012.07.13 【情報源】EU/2012.06.29 発表

 欧州委員会は、デンマークの首都コペンハーゲン市を2014年の欧州環境首都に選出したことを公表した。欧州環境首都は、気候保全、交通、都市の緑化、自然・生物多様性など12項目の指標を利用し、都市における生活や仕事環境が評価されるもので、毎年、1都市が選出される。2014年の欧州環境首都には、18都市が応募し、ブリストル市(イギリス)とフランクフルト市(ドイツ)がコペンハーゲン市と並び、最終候補都市に選ばれていた。コペンハーゲン市は、エコイノベーションと持続可能な雇用創出コンセプトにおいて、官民のパートナーシップを重視しており、企業、大学、関連機関と共に、緑の成長を開発し、実行するための多様なフォーラムを設置していることが受賞理由として挙げられている。また、都市計画の評価も高い。さらに、2015年までに出勤や登校に50%の人々が自転車を利用することを目標に持ち(2010年は35%)、世界で最も自転車に配慮した都市を目指している。一連の取り組みから、2025年までにCO2ニュートラルな都市になることを目指している。最終候補地であったブリストル市は、市民や企業、学者などの参加体制が評価された。また、フランクフルト市は、新築建築物におけるエネルギー効率、廃棄物処理、緑地づくりといった対策が評価されたが、最近行われた空港拡張が、市南部の市民の生活の質に影響が与えることが懸念された。【欧州委員会環境総局】

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