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環境ニュース[国内]

積水化学工業、自然保護を世界の事業所に広げる「世界こどもエコサミット」開催

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.07.20 【情報源】企業/2012.07.20 発表

 積水化学工業は、生物多様性保全に向けた自然保護の取り組みを世界の事業所に広げることを狙いに「世界こどもエコサミット2012」を8月1〜7日に開催する。世界の主要事業所から従業員の子供を日本に招き、計85人の子供たちが環境プログラムに参加する。子供たちは失われていく自然を次世代に残すために何をするべきか、などを討議して提言する。

 創立65周年の記念イベントとして実施。子供を集めたサミットは創立60周年以来5年ぶりとなる。今回は「自然と暮らす未来を考えよう!」をメーンテーマに、環境意識の高い子供の視点で自然保護の重要性を考える。国内の32人に加え、米国、メキシコ、ドイツ、オランダ、スペイン、英国、中国、台湾、タイ、オーストラリアなど海外から53人が参加する。

 子供たちは世界文化遺産の奈良・東大寺と京都・金閣寺を見学して建築資材や建築工法を学び、自然から受ける恩恵を理解した後、滋賀・琵琶湖で深層水の体験や、生息する固有種の魚と人々との関わりについての調査を通して湖の恵みと水の大切さを知る。工場も訪問し、独自に展開しているそれぞれの環境活動を見て、世界の事業所での活動の参考にする。

 見学や学習を下敷きに子供たちは、自分たちが住む国・地域の取り組みを踏まえ、環境に対する今後のあり方を討議。最終日に子供の立場からの環境への取り組みを宣言するとともに、親を含む大人に向けた環境提言を行い、経営トップが提言を受けて環境貢献を宣言する。積水化学工業は、世界こどもエコサミットを契機に、世界の全事業所で活動促進を図る。【積水化学工業(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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