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環境ニュース[国内]

大和ハウス工業、堺市に計画のスマートコミュニティーが国交省の先導事業に採択

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2012.08.03 【情報源】企業/2012.07.30 発表

 大和ハウス工業がスマートコミュニティー第1弾として堺市南区に計画している「晴美台エコモデルタウン創出事業」が、国土交通省の「2012年度(第1回)住宅・建築物省CO2先導事業」住宅・建築物業(一戸建て住宅部門)に採択された。街区全体で年間のエネルギー消費量を正味ゼロにする「ネット・ゼロ・エネルギー・タウン」を実現する。

 晴美台エコモデルタウン創出事業は小学校跡地に開発する分譲住宅で、エネルギー消費量とCO2排出量の削減を目指す。1万6754.74m2の面積に65戸の住宅と共用施設の集会所1戸を開発。12月に建設を始め、2013年4月の販売・入居開始を予定している。住宅全戸に太陽光発電システム、家庭用リチウムイオン蓄電池、高効率給湯器か燃料電池を採用する。

 街区では、地域の風況を考慮し、隣接する里山の冷気を住戸へ導くようにするほか、集会所に太陽光発電システムと大型のリチウムイオン蓄電池を設置。発電電力は電気自動車(EV)の充電に使い、非常時はEVから共用施設に電力供給する。街区内専用のウェブサイトで全体のエネルギー状況を「見える化」するほか、各戸の省エネランキングも表示する。

 国土交通省の事業は、省CO2の実現性に優れたプロジェクトを公募し、整備費などの一部を補助する制度。晴美台エコモデルタウン創出事業は、全棟をネット・ゼロ・エネルギー・ハウスにすることに加え、街づくり、マネジメント、持続可能な取り組みなどのバランスに優れると評価された。堺市と連携しながら先導的な住宅モデルづくりを推進する。【大和ハウス工業(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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