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環境ニュース[国内]

パナソニック、スマートフォンで節電状況が確認できる機能を搭載した冷蔵庫発売

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.08.23 【情報源】企業/2012.08.21 発表

 パナソニックは、スマートフォン(多機能携帯電話)で本体にタッチして節電状況が確認できる機能を搭載した6ドア・552Lの冷蔵庫を10月20日に発売する。業界で初めてという。省エネ運転や扉の開閉回数が分かり、節電意識向上につなげられる。冷蔵室内の収納量の変化を光の照射で検知する世界初の機能も搭載し、量に応じて温度をコントロールする。

 節電状況の確認は、OS(基本ソフト)に「アンドロイド」を採用した非接触ICカード技術搭載のスマートフォンが対象。パナソニックの専用ソフト(アプリ)を使い、前日、前々日の省エネ運転の割合と扉の開閉回数をスマートフォンの画面に表示する。データは1年間蓄積され、過去の履歴を見ることができ、冷蔵庫の使い方や料理のレシピも示す。

 光照射での検知は、室内上部に配置したLED発光ダイオード)照明と側面のLEDがさまざまな角度から室内を照らし、食品が光を遮ることで収納量によって変化する照度をセンサーが判断。収納量が増える時間帯を記憶・分析・予測して省エネ運転を行い、冷却の無駄を抑える。一般家庭で冬季は最大約20%、夏季は同約17%の省エネが可能になる。

 冷蔵庫は家庭での消費電力量が最も多いといい、扉の開閉回数を減らすなど節電意識が高まっているうえ、共働き世帯の増加などからまとめ買いによる収納量の変化が大きいため、新たな省エネ機能を搭載した。スマートフォン対応と光での収納量検知の両機能がある1品番に加え、光検知付きの426L〜552Lの5品番を展開。6品番合わせて月産3万台を計画する。【パナソニック(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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