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環境ニュース[国内]

避難指示解除準備区域への帰還・復興を支援するための放射線モニタリングアクションプランの測定結果(南相馬市分の一部)を公表

エネルギー 原子力】 【掲載日】2012.09.11 【情報源】環境省/2012.09.11 発表

 環境省は、平成24年9月11日、避難指示解除準備区域への帰還・復興を支援するための放射線モニタリングアクションプランのうち南相馬市分の一部の測定結果を公表した。
 今回公表したのは、平成24年6月〜7月に実施した飲用の井戸水や沢水等の引き水に関する南相馬市436箇所の測定結果で、放射性ヨウ素(ヨウ素131)は全地点で不検出であったが、6箇所(井戸5箇所及び湧水1箇所)で放射性セシウム(セシウム134及びセシウム137)を検出した。このうち4箇所は、セシウム134 とセシウム137 の合計で水道水中の放射性物質に係る管理目標値である10Bq/Lを下回っていたが、2箇所では上回っていた。
 これらの2件の周辺の井戸ではセシウムは不検出であったため、所有者と連絡が取れた1件の井戸について再度採水し分析を行った結果、放射性ヨウ素(ヨウ素131)、放射性セシウム(セシウム134、セシウム137)はいずれも不検出であった。
 環境省では、これらの井戸について、現在は飲用井戸として利用されていないことを確認するとともに、所有者と連絡が取れなかった1件については連絡とれ次第、再度測定を行うとしている。
 なお、今回の測定結果の他、現在分析を実施中の井戸水や沢水等の引き水についても、測定結果がまとまり次第、公表する予定。【環境省】

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