ニホンウナギの産卵回遊調査を実施へ

　水産庁は、平成24年11月26日から12日20日にかけて、太平洋日本沿岸海域において、ニホンウナギの産卵回遊調査を実施する。
　近年、重要水産資源であるニホンウナギの稚魚（シラスウナギ）の減少、親ウナギの資源減少が問題となっていることから、水産庁では、ウナギの産卵生態等の解明作業を進めている。
　これまでに、産卵海域であるマリアナ諸島西方の太平洋で、ニホンウナギ産卵親魚の行動解析を行い、遊泳行動パターンに関する貴重なデータを得ているが、産卵海域に向かうウナギが沿岸を離れてから産卵海域に達するまでのルートや遊泳行動は依然謎のままであることから、太平洋日本沿岸海域で、降海直後のニホンウナギ産卵親魚の行動解析を行うもの。【水産庁】