一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

住友林業、岩手・陸前高田の「希望の松」後継樹育成で松ぼっくりから種子75個採取

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.12.11 【情報源】企業/2012.12.07 発表

 住友林業と、グループで緑化事業の住友林業緑化は、岩手県陸前高田市の松林で東日本大震災の津波から1本だけ残って復興のシンボルとされる「希望の松」の後継樹育成プロジェクトで、伐採時の松ぼっくり約1000個から種子75個を採取した。2013年3月頃まで専用冷蔵庫で低温処理し、自然条件を再現する人工気象室で発芽を検証する。
 希望の松は、モニュメントにして保存することを目的に、9月12日に伐採された。その際、関係機関の許可を受け、枝や葉がある上部の樹冠から松ぼっくり約1000個を採取。全てをはいだところ、75個の種子が見付かった。未成熟なために秋の飛散時期に出なかった種子で、最も古いものは震災前の2010年秋から残っていたとみられる。
 種子は発育が十分ではないか、冬眠状態から覚めていないと考えられ、低温処理と人工気象室で発芽を促す。10個程度の発芽を期待している。住友林業と住友林業緑化は2011年4月に後継樹育成プロジェクトに参加。これまでに、伐採前の木に残っていた松ぼっくりを収集して種子を取り出し、種子から18本の苗木の育成に成功した。
 18本の苗木は、それぞれ成長に違いがあるものの、3本は順調に生育している。未成熟で本来の飛散時期に出られずに残っていた種子を人工的に成熟させて育成する場合、発芽後に全てが成木になることは難しいという。接ぎ木でも3本のクローン苗を育成し、これらはいずれも、50cm程度まで育った。今後も慎重に育成を進めていく。【住友林業(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース

関連情報

関連リンク