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環境ニュース[国内]

大和ハウス工業、CO2排出量を最大50%削減できる次世代の環境配慮型工場を発売

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2012.12.20 【情報源】企業/2012.12.18 発表

 大和ハウス工業は、CO2排出量を最大50%削減できる次世代の環境配慮型工場を12月20日発売する。自然の力の活用や、創エネ・省エネ・蓄エネ設備の採用、エネルギーの総合管理で実現する。法人向け建物のCO2排出ゼロを2020年までに目指す「Smart-Eco Project(スマートエコプロジェクト)」の一環で、オフィス、店舗に続いて導入する。
 工場の屋根、窓に日射の遮へいや高断熱などの技術を採り入れると同時に、立地条件に合わせて通風・換気を計画し、自然エネルギーを利用して快適性を高める。天窓からの光で照明電力を削減するほか、高断熱複層ガラスで省エネ性を向上させる。さらに屋上や壁面の緑化で建物内部の温度上昇を抑制。周辺のヒートアイランド現象も緩和する。
 日射が遮られることが少なく、大きく確保できる屋根面に太陽光発電システムを設け、非常用電源にもなるリチウムイオン蓄電池を提案。太陽光発電が稼働している時は、充電と安定した放電を可能にする。建築設備と生産設備を総合的に管理してエネルギー消費量を計測し、「見える化」することで一層の省エネにつなげるシステムも採用する。
 2011年7月発売の環境配慮型オフィス「D's SMART OFFICE(ディーズスマートオフィス)」、2012年5月から実証実験している同店舗「D's SMART STORE(ディーズスマートストア)」に続き、「D's SMART FACTORY(ディーズスマートファクトリー)」と名付けて展開。自社のモデル工場では2011年度に、2005年度比51%のエネルギー原単位を削減した。【大和ハウス工業(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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