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環境ニュース[国内]

誕生100年迎える新宿御苑 21世紀型の活用構想公表

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2002.05.23 【情報源】環境省/2002.05.22 発表

 平成12年11月から新宿御苑再生のためのプロジェクトを発足させ、検討を行ってきた環境省は、21世紀における新宿御苑のあるべき姿の指針として『新宿御苑「環境の杜」構想』をまとめた。
 新宿御苑は信州高遠藩主内藤氏の屋敷跡にあたる。近代農業振興を目的とする農業試験場時代、宮内省所管の新宿植物御苑時代を経て、明治39(1906)年に皇室の庭園として造営され、新宿御苑という名称が定まった。戦後は厚生省所管の国民公園として再出発。所管が環境庁へ移った後も、都心に位置する緑のオアシスとして広く親しまれてきた。
 今回の『新宿御苑「環境の杜」構想』は、(1)100年にわたる歴史の中で育まれた文化遺産、植物遺産の評価・継承、(2)都市緑地としての機能の維持・確保、(3)希少植物の保全機能や環境教育の拠点としての活動など、環境という視点からの積極的な施策展開−−の3点を柱に据えている。
 特に、(3)については植物版保護増殖センター機能や、総合的な環境学習のプログラム開発、運営ボランティアの研修などを行う「環境の杜自然塾」としての活動が構想されている。
 なお環境省では、平成14年度中にこの構想を具体的に実施していくための計画策定に着手する予定で、平成16年度から具体的な事業展開を行う。【環境省】

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