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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、三井不動産の横浜のオフィスビルに「グリーンビル認証」最高位

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.01.31 【情報源】企業/2013.01.28 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、三井不動産が横浜市西区に所有するオフィスビル「横浜三井ビルディング」に対し、環境に配慮したビルを評価する「DBJグリーンビルディング認証」を実施した。「国内トップクラスの卓越した『環境・社会への配慮』がなされたビル」として最高位となる「プラチナ」を付与した。
 横浜三井ビルディングは、横浜・みなとみらい21地区の横浜駅に最も近い67街区にあり、2012年2月に完成した。地上30階、地下2階建て、高さ152mで延べ床面積は9万355.69m2。風を受けた帆船をイメージした外観になっている。オフィス、店舗のほか、鉄道開通の地、横浜を伝える文化交流施設「原鉄道模型博物館」が入る。
 グリーンビル認証でDBJは、最新の環境技術を駆使した環境性能を備えている点を評価した。横浜三井ビルディングは、Low-e(低放射)ガラスや省エネ型の各種照明や空調システム、ビルエネルギー管理システム(BEMS)、屋上緑化などでCO2排出を抑制。雨水も利用する。築10年の同規模ビルと比べ、約40%のCO2削減が見込まれる。
 DBJはほかに、横浜市が中心に進める次世代型環境配慮都市づくり「横浜スマートシティプロジェクト」への参画、72時間対応可能な発電機の設置や帰宅困難者の受け入れなどの防災面も評価した。DBJグリーンビルディング認証は、ビルの性能をスコアリングして5段階で認証する仕組みで、プラチナは最高ランクとなる。【(株)日本政策投資銀行】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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