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環境ニュース[国内]

花王、生物多様性保全に向けた海外の野外調査研究のボランティア機会を教員に提供

環境学習 カウンセラ/指導者】 【掲載日】2013.02.19 【情報源】企業/2013.02.14 発表

 花王は、生物多様性保全に向けた海外での野外調査研究にボランティアとして参加する機会を小・中学校の教員に提供するプログラム「花王・教員フェローシップ」を実施する。今年の夏休み期間中の1〜2週間、世界各地の研究者の研究を手伝い、現地で自ら体験したことを学校や地域での環境教育に生かしてもらう。3月1日に募集を始める。
 教員フェローシップは、「次世代を育む環境づくりと人づくり」をテーマに花王が推進する社会貢献活動の一環で、10回目。今回は、カナダ・ノバスコシアの哺乳類、南アフリカのペンギン、ブラジルの野生動物とその回廊、コスタリカのクジラとイルカ、モンゴルの大草原の野生生物と考古学−−の各プロジェクトで2人ずつ、計10人を募る。
 期間、日程はプロジェクトで異なり、7月下旬〜8月の7〜14日間。期間中の食費、宿泊代、移動費などを含むプロジェクトの研究分担金と、渡航費や装備品費など使途が自由な参加費用補助の10万円を支援する。子供に影響力がある教員が生物多様性保全に関する体験をすることで、児童・生徒、教員同士、地域への波及効果を期待している。
 これまでに、世界各地の50プロジェクトに99人が参加した。前回2012年の参加者は「環境教育を進めていくうえでの貴重な経験になった」「世界で起きている現実や環境問題に対して、真剣に考えることのできる生徒を1人でも多く育てていきたい」などの感想を寄せた。4月10日まで応募を受け付け、5月上旬に選考委員会で参加者を決める。【花王(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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