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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、NECキャピタルソリューションに環境格付けシンジケートローン

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2013.03.13 【情報源】企業/2013.03.11 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、NEC系でリース・金融事業のNECキャピタルソリューションに対し、独自の「DBJ環境格付け」に基づくシンジケートローン(協調融資)を組成した。NECキャピタルソリューションは、環境格付けで9年連続で最高ランクとなり、最高ランクの中でも特に優れるケースを対象にする4回目の特別表彰を取得した。
 NECキャピタルソリューションはNEC関連の機器を中心にしたリース会社で、優れた環境配慮型製品のリースを「エコリース」、環境に貢献する取引に関する金融サービスを「エコファイナンス」として積極展開し、環境関連ビジネスの拡大を支援している。2010年12月にはDBJと「環境対策を促進する事業に関する業務協力協定」を結んだ。
 今回のシンジケートローンはDBJが中心になり、東日本大震災被災地の東北地域のエコリース、エコファイナンスを対象に設定。2012年2月に同様のシンジケートローンを組成したが、さらに支援が必要と見込まれるため、第2弾として実行する。前回は東北地方の金融機関との組成だったが、今回は全国に拡大。17社で130億円となった。
 DBJ環境格付けは、環境経営度を評点化して金利を設定する融資。生物多様性を導入するなどエコリース、エコファイナンスの高度化を図っていることや、NECグループのネットワークを活用した情報通信ソリューションの提供を通じ、顧客のエネルギー使用量の把握やライフサイクル全体の環境負荷低減を進めている点などを高く評価した。【日本政策投資銀行(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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