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環境ニュース[海外]

国連環境計画、上海で2013年気候技術展を開催、オゾン層破壊物質HCFCの安全な代替物質を推進

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2013.04.26 【情報源】国連/2013.04.09 発表

 国連計画(UNEP)オゾンアクションと中国制冷空調工業協会(CRAA)は、2013年4月8日から10日まで、ハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)の安全な代替物質について啓発する技術展を中国の上海で開催している。HCFCは成層圏オゾン層破壊物質であり、モントリオール議定書の下で段階的廃止が進められている。各国はHCFCの消費を制限する政策や規則の策定に取り組んでおり、企業は代替物質への移行を迫られている。だがHCFC代替物質として利用されているもののなかには、ハイドロフルオロカーボン(HFC)のように、地球温暖化係数の高い物質(温室効果ガス)もある。世界のHFC消費量はこの10年で2倍になり2050年には温室効果ガス排出量全体の2割を占める可能性もあるという。そのため世界が連携して環境に優しい代替物質への移行を実現することは急務であり、UNEPとCRAAは第24回国際冷却・クーラー・暖房・排気及び食品冷却加工展覧会(CRH2013)という世界最大級の展覧会に合わせて今回の技術展を開催した。【国連環境計画

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