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環境ニュース[国内]

2013年度第二期北西太平洋鯨類捕獲調査 宮城県石巻市鮎川沖での春季沿岸域調査が終了

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2013.06.05 【情報源】水産庁/2013.06.05 発表

 水産庁が平成25年4月18日から実施していた、2013年度の第二期北西太平洋鯨類捕獲調査(JARPNU)の釧路沖での沿岸域調査が6月3日に終了した。
 北西太平洋鯨類捕獲調査は、国際捕鯨委員会(IWC)を設置した国際捕鯨取締条約第8条に基づき実施している調査で、1994年から99年まで実施したミンククジラの系統群調査を主目的とした第一期調査が終了し、00年からは鯨と漁業の競合関係の解明を目的とした第二期調査が行われている。
 今回の鯨類捕獲調査は、宮城県石巻市鮎川港を中心とした半径50マイルの海域が対象で、59群、59頭のミンククジラを発見し、うち34頭を捕獲した。
 捕獲したミンククジラの胃内容物は、イカナゴ、カタクチイワシなどを確認した。今回の調査で得られたデータは、今後、詳細な分析を行った上で、国際捕鯨委員会科学委員会に報告されるなど、北西太平洋における鯨類資源の保存及び管理に資する科学的知見の蓄積・増進に役立てられる予定。【水産庁】

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