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環境ニュース[国内]

三菱地所、環境基本方針を体現するモデルプロジェクトとなる独身寮・研修施設開設

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.06.12 【情報源】企業/2013.06.10 発表

 三菱地所は、グループの環境基本方針を体現するモデルプロジェクトとなるグループ社員向け独身寮・研修施設を東京・港区に開設した。最新の環境設備を導入するなど、先進的な試みを実施する。研修施設は一部を木の構造にして国産の木材を多用した。独身寮は既に3月23日に供用開始していて、研修施設は6月10日に利用を始めた。
 屋根に大規模太陽光発電システムや太陽光集熱による給湯システムを取り付けたほか、LED(発光ダイオード)照明を幅広く採用し、雨水を再利用する灌水システムも導入した。電気自動車カーシェアリングも行う。環境基本方針では、低炭素、循環型、自然調和型社会形成への寄与や環境コミュニケーションの推進などを掲げている。
 研修施設は、港区の「みなとモデルCO2固定認証制度」に基づく木材基準量の約10倍に当たる国産木材を使った。同制度は、区内で延べ床面積5000m2以上の建築を行う建築主に一定量以上の国産木材の使用を義務付け、使用量相当のCO2固定量を区が認証する。この独身寮・研修施設は、最高ランクの3つ星認証を民間、区の建物の中で初めて取得した。
 木材には、三菱地所が2008年から進めている都市と農山村の交流活動「空と土プロジェクト」の一環で、山梨県産の木材も使った。敷地には、既存の樹木を生かしながら、季節感のある新たな緑化空間を作った。施設は会社の枠を超えたグループの相互理解や人的交流の促進が狙いで、共通利用できる厚生設備でグループ力を強化する。【三菱地所(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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