韓国、公認環境ラベル審査官の養成制度導入を発表

【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2013.07.08 【情報源】韓国／2013.06.18 発表

　韓国環境部の発表によると、韓国環境産業技術研究院（KEITI）は公認環境ラベル審査官の養成制度を開始すると発表した。この制度を通じ、環境ラベルの豊富な経験を有する民間（企業等）の専門家を公認審査官として養成する。具体的には年2回（前期、後期）、30〜40名を対象として国内外の環境規則を含めた環境政策、環境ラベル入門、環境ラベル認証実習からなる研修コースを設け、コース終了後に資格審査を実施して、合格者を公認審査官に認定する。KEITIは、環境分野の豊富な経験を有する民間の専門家が認証審査に携わるようになれば、審査にかかる時間が短縮されるものと考えている。またこの養成制度は企業の環境パフォーマンス向上と環境に優しい製品の製造にもつながり、企業の持続可能な生産に寄与することが期待されている。KEITIはさらに、環境ラベルの普及促進に向けて自己検証制度も導入する予定で、公認審査官のいる企業に対し、製品の自己審査を実施できるようにしていくという。【韓国環境部】