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環境ニュース[国内]

サラヤ、毎日の熱中症対策が確認できるスマートフォン用アプリを開発して配信

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.07.04 【情報源】企業/2013.07.01 発表

 サラヤは、毎日の熱中症対策が確認できるスマートフォン(高機能携帯電話)用アプリ(ソフト)「熱中症ナビ」を開発し、配信を始めた。気温、湿度、WBGT値(湿球黒球温度)などから熱中症の危険度を表示し、基礎知識や予防法などの情報を提供する。無料で利用できる。9月までのサービスを予定し、過度な省エネに伴う熱中症を防ぐ。
 熱中症ナビは「iOS」か「アンドロイド」を搭載するスマートフォンに対応する。最初に起動した際に観測地域を選ぶと、その場所の毎日の気温、湿度、WBGT値と危険度を示す。全国142カ所から選択可能で5カ所まで登録できる。WBGTは気温、湿度、放射熱を取り入れた指標で、作業者が労働環境で受ける暑熱環境による熱ストレスを評価する。
 熱中症ナビでは、毎日の熱中症危険度に加え、熱中症の基礎知識や基本的な予防法の解説を掲載し、熱中症が疑われる場合の対処法をチェックできるようにした。熱中症の専門医、大越裕文医師が執筆する熱中症に関するコラムを毎週配信する。選択地点の1週間の天気と熱中症の予想も表示するなど暑い夏を乗り切るための機能を盛り込んだ。
 熱中症は、高温の環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が成り立たなくなると発症する障害を指し、死に至る可能性もある。昨年は全国で4万人以上が救急車で運ばれて73人が亡くなり、増加傾向にある。予防法を知っていれば未然に防止でき、サラヤは熱中症ナビの配信を通して熱中症減少につなげることにした。【サラヤ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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