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環境ニュース[国内]

宮城県 県自然環境保全地域に 加美の「商人沼」を指定

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2013.07.09 【情報源】地方自治体/2013.05.21 発表

 宮城県は5月21日付で自然環境保全条例に基づき、貴重な動植物が生息する加美町の「商人沼(あきんどぬま)」=写真=を県自然環境保全地域に指定した。1972年の条例制定から16カ所目で、新規指定は同町の「荒沢」以来3年ぶり。これにより、地域内での開発行為は県知事への届け出が必要となる。
 指定面積は2.5haで、過去最少。しかし、この狭い地域に県レッドリスト(絶滅の恐れのある野生生物の種のリスト)の絶滅危惧種に指定されている「ヒメミクリ」(浅い沼や湿地に自生する多年草)、「コテングコウモリ」(ヒナコウモリ科)、「シナイモツゴ」(コイ科の淡水魚)などが生息している。
 昆虫は469種が確認されており、オオケブカナガカメムシとセダカマルハナノミは県内唯一の生息地。貴重種も多数見られる。沼の水面にはジュンサイが広範囲に生育し、その根が密集してマット状になった浮島もある。 環境生活部自然保護課 TEL:022-211-2672 【新潟県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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