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環境ニュース[国内]

パナソニック、オーストラリアのソーラーカーレース参戦の東海大学を技術支援

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.08.29 【情報源】企業/2013.08.27 発表

 パナソニックは、オーストラリアで10月6〜13日に開催される世界最大級のソーラーカーレース「ワールドソーラーチャレンジ2013」に参戦する東海大学のソーラーカーチームを技術支援することで合意した。トップクラスの発電量を誇る自社のHIT太陽電池と高容量のリチウムイオン電池をソーラーカーに提供してチームを支える。
 パナソニックが供給するHIT太陽電池は独自のハイブリッド構造となり、一般的な結晶シリコン系太陽電池と比べて高温時での出力低下が少ない。ワールドソーラーチャレンジは搭載できる太陽電池面積が最大6m2に限られるうえ、オーストラリアの強い日差しで太陽電池が高温になるため、HIT太陽電池の特性が適しているという。
 レース用に特別に設計・製作した太陽電池モジュールを提供するが、中核部分の太陽電池セルは専用品ではなく、住宅向けの量産品を使用する。供給するリチウムイオン電池は高容量と軽量が特長の円筒形18650サイズ(直径18mm、高さ65mm)で、太陽電池で発電した電気をため、日照量が少ない場合でも長時間の走行を可能にする。
 ワールドソーラーチャレンジは1987年に始まり、1999年から隔年で開かれている。オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの3021kmをソーラーカーで縦断してタイムを競い、毎回世界中から企業や大学などのチームが参加する。東海大学チームは2009年、2011年と連続優勝を果たし、今回は3連覇を目指している。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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