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環境ニュース[国内]

中西部太平洋まぐろ類委員会 第9回北委員会 開催

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2013.09.06 【情報源】水産庁/2013.09.05 発表

 水産庁は、平成25年9月2日から5日まで、福岡県福岡市で開催された中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回北小委員会の概要とりまとめ公表した。
 今回の委員会には、日本、韓国、中国、米国、カナダ、クック諸島、フィリピン、バヌアツ、台湾が参加した。
 太平洋クロマグロの新しい保存管理措置については日本の提案を元に議論を行い、各国への未成魚漁獲の2002から2004年平均からの15%削減要求などが、ほぼ提案どおりの内容で本委員会に勧告することで合意した。
 なお、現在未成魚の削減措置の適用除外となっている韓国について、各国が今後は適用することを求めたのに対し、韓国はこれを留保し、来年には留保を撤回すると発言したが、12月の本委員会までに留保を撤回するよう、各国に強く求められた。
 北太平洋ビンナガについては、資源管理の枠組みについて議論を行い、来年開催される科学委員会 (ISC※)の議論を踏まえ、さらに検討していくこととなった。
 北太平洋メカジキについては、科学委員会において資源状態が健全であるとの報告が出されていたことを受け、今年は保存管理措置の導入についての議論は行わなかった。

※ISC:International Scientific Committee for Tuna and Tuna-like Species in the North Pacific Ocean

【水産庁】

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