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環境ニュース[国内]

IHI、共同出資会社が油分を大量に含むバイオ燃料用藻類の屋外安定培養に成功

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.11.19 【情報源】企業/2013.11.19 発表

 IHIが共同出資する藻から燃料を作り出す藻類バイオ燃料技術開発会社、IHI NeoG Algae(アイエイチアイネオジーアルジ)は、油分を大量に含むバイオ燃料用藻類の屋外100m2での安定培養に成功した。今後、量産を見据えて数千m2の大規模培養場所の選定を進めるとともに、一層のコスト低減のためのプロセス改良を進める。
 IHI NeoG Algaeは藻類バイオ燃料開発を目的に、IHIと、神戸大学の榎本平教授(分子生物学)が顧問を務める同大学発ベンチャーのジーン・アンド・ジーンテクノロジー、バイオベンチャーのネオ・モルガン研究所で2011年8月に設立した。今回、IHIの横浜事業所(横浜市磯子区)に設けた屋外培養試験プラントで培養した。
 培養にはジーン・アンド・ジーンテクノロジーが発見した「榎本藻」と呼ぶ高速増殖型ボツリオコッカスを基に、ネオ・モルガン研究所が改良を加えた藻を使った。榎本藻は従来のボツリオコッカスの1000倍の増殖力を持つ。培養では、増殖のエネルギー源に太陽光だけを利用し、他の藻類や雑菌などに負けない方法を開発した。
 藻を高濃度で安定的に増殖させることができる点が世界的に見ても優位だといい、量産を目指す。生産する油は「MOBURA(モブラ)」と名付けた。藻と油の造語で日本発の産業になることへの思いを込めた。ジェット燃料を中心に、MOBURAを使った燃料以外の用途開発の共同研究も本格化させ、幅広い産業の創生を目指していく。【(株)IHI】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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