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環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティア、太陽電池の新しい生産拠点となる「東北工場」を建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.12.24 【情報源】企業/2013.12.19 発表

 昭和シェル石油の100%子会社で太陽電池生産・販売のソーラーフロンティア(東京・港区)は、独自技術で製造するCIS薄膜太陽電池の新しい生産拠点「東北工場(仮称)」の建設を決めた。4カ所目の工場となり、宮城県大衡村に建設し2015年3月までに稼働を始める。世界を視野に最新の量産技術を導入し、効率的に生産する。
 東北工場は、約130億円を投資して大衡村の第二仙台北部中核工業団地に造る。敷地面積7万m2、建屋の延べ床面積は1万5000m2で、年間150MW(15万kW)の生産能力がある。従業員は約100人を予定する。従来の工場より生産を効率化することで、変換効率を高めたモジュールが世界トップ水準のコストで製造できる。
 ソーラーフロンティアは、CIS薄膜太陽電池の海外での販売拡大を推進する。東北工場には、今後海外で生産拠点を展開するためのモデル工場としての役割も持たせる。東北工場の建設は、経済産業省の「2011年度国内立地推進事業補助金」の対象に採択されたほか、宮城県や大衡村の企業立地奨励金制度にも応募する。
 ソーラーフロンティアは宮崎第1工場(宮崎市)、宮崎第2工場(同)、国富工場(宮崎第3工場)=宮崎県国富町=の3工場を持ち、国富工場はCIS薄膜太陽電池工場で世界最大の年間900MW(90万kW)の生産能力を誇る。東北工場は宮崎県以外で初の生産拠点となり、地元企業と協働して東北の経済活性化につなげる。【ソーラーフロンティア(株)】

提供:日経bp環境経営フォーラム(emf)

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