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環境ニュース[国内]

富士経済、薄型パネル、LEDや太陽電池など電子機器向け粘着材・封止材の調査結果を公表 〜3Dプリンター用樹脂拡大。太陽電池用途は回復傾向に〜

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.02.17 【情報源】企業/2014.02.14 発表

 富士経済は、主に光学、電子機器分野を中心に使用される粘着材、封止材の世界市場を調査、結果を「2014年 特殊粘着・封止材市場の全貌と用途展開」としてまとめ、結果の概要を公表した。
調査の対象は、FDP(薄型パネル)・タッチパネル、LED、太陽電池、半導体、電子部品など6分野、その他注目用途で使用される粘着フィルム・テープ、接着剤、樹脂、金属粉などを含め46品目。
 調査結果では、2017年の市場規模をFPD・タッチパネル用途(9品目)で653億円、太陽電池用途(5品目)で2,044億円とし、いずれも、2013年比約50%前後の市場拡大を予測している。
 FPDでは、有機ELパネルの構成変化で、シール材がガラスから樹脂にシフト、タッチパネルではスマートフォン、タブレット端末数の拡大によりOCA(透明光学粘着フィルム)やOCR(同樹脂)の需要が増加する。
 太陽電池では、完成品の市場が2013年には在庫調整が終了、市場は回復に向かっている。これに合わせ、コストダウンを強いられた粘着材・封止材(5品目)の市場も2013年は、前年比8.5%増の1,422億円と増加に転じた。その90%を占める太陽電池封止材を中心に今後も市場は拡大、2017年には2000億円を超える規模と予測した。
 注目市場としては、3Dプリンター用樹脂が3Dプリンターの普及とともに大きく成長、将来的にはUV硬化型樹脂の比率が高まると予測している。【(株)富士経済】

詳しくは>>「環境 ビジネスレポート(市場調査 情報源)」

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