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環境ニュース[海外]

ドイツ 自然意識調査を公表。ドイツ人は原生地域を好むことが示される。

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2014.05.13 【情報源】ドイツ/2014.04.28 発表

 ドイツ連邦環境省は、自然や生物多様性に関する国民世論調査「2013年自然意識研究」の結果を公表した。調査によると、ドイツ人は、原生地域や近自然森林、川原の草地を好み、自然における遺伝子組み換えを好まないことが分かった。また、回答者の3分の2弱が、森林をはじめとする自然はより原生である方が好ましいと考えていることも示されている。原生地域とのふれあいを望む人が多く、5人に4人が、ドイツ国内の原生地域に人が出入りできることを望んでいる一方で、原生地域を維持するためには、自然との接触は一定の条件においてのみ実現可能であることを、ほとんどの人が認識しているという。11%のみの回答者が原生地域への出入りに制限を設けないことを望んでおり、68%の回答者が適切な規則の導入を支持している。また、95%の回答者が動植物を保護するべきだと考えており、多くの人が国立公園は雇用を創出し、地域の価値を引き上げると考えている。一方で、国立公園は林業にリスクを与えると考えている回答者は21%にとどまり、農業利用における危機と考えている回答者も16%のみと低い数字を示した。【ドイツ連邦環境省】

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