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環境ニュース[国内]

住友ゴム、絶滅危惧II類のヒゴタイの植栽活動を宮崎県都城市の小中学校で実施

環境一般 CSR】 【掲載日】2014.07.08 【情報源】企業/2014.07.03 発表

 住友ゴム工業は、環境省のレッドリスト(日本の絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)で絶滅危惧II類に指定されている植物、ヒゴタイの植栽活動を宮崎県都城市の小中学校で、6月から7月にかけて実施した。事業所ごとに展開する生物多様性保全の一環で、ヒゴタイを本来の自生地に再び根付かせることを目的とした取り組みだ。
 ヒゴタイはキク科の多年草で、日当たりの良い山野に生える。葉に切れ込みがあり、とげを持つ。8〜9月に直径5cmほどの青い球形の花を咲かせる。かつては宮崎県と鹿児島県境に位置する霧島山の麓に広く自生していたが、近年では野生で姿を見ることがなくなっているという。絶滅危惧II類は、絶滅の危険が増大している種を指す。
 住友ゴムの宮崎工場(都城市)が、工場の敷地内で2005年にヒゴタイの繁殖・育成を始めた。2009年からは周辺地域への植栽活動を続けている。6回目の取り組みとなる今回は、都城市内の小中学校計18校で6月6日〜7月2日の間に植栽した。児童へのヒゴタイの苗の贈呈も行った。2009年からの地域への累計植栽本数は2000株を超えた。
 住友ゴムグループは、生物多様性を構成する要素の持続可能な利用に配慮した事業活動を積極的に推進している。事業所ごとに敷地内で希少な在来種の保護・育成を行い、宮崎工場はヒゴタイを手掛けている。住友ゴムグループは今後も、世界的企業の社会的使命として広く地域や社会に貢献し、持続可能な社会の発展を後押しする。【住友ゴム工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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