政府事業で排出される温室効果ガス低減計画が閣議決定　１８年度まで７％削減めざす

　政府が実施する事務・事業の中で排出される温室効果ガスの低減対策の実行計画が平成１４年７月１９日に閣議決定されることになった。
　この計画は平成１８年度までの期間を対象としたもの。１８年度までに１３年度比で温室効果ガスを７％削減するという数値目標が設定されているほか、（１）温室効果ガス排出抑制に配慮した製品・サービスの購入、（２）建築物の建築、管理にあたっての温室効果ガス排出削減、（３）省エネ、節水、ごみ減量・分別、森林保全など、その他の対策、（４）地球温暖化対策についての職員研修の実施－－など４分野について実行すべき措置を定めている。
　また、計画の期間中は政府の事務・事業に伴い排出される温室効果ガスの量を毎年度推計し、公表するとしている。【環境省】