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環境ニュース[海外]

田園地域アクセス・マップ策定のための新規則が発効

自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2002.07.19 【情報源】イギリス/2002.07.09 発表

 7月9日付発効の新規則により、田園地方庁(The Countryside Agency)は、今月末に、田園開放地域の暫定地図の第一弾を公表する見通しとなった。最初のマップは、イングランド南東部のもので、7月29日に公表される予定。
 この地図は田園地方庁が「2000年田園地域及び通行権に関する法律(Countryside and Rights of Way Act 2000)」に基づき、2005年までに田園アクセス権を実現するための次のステップとなっている。
 規則は、田園地方庁が、一般開放地域及び登録共有地を示す暫定・最終版マップをどのように作成するのか示すもの。さらに暫定版に反対する土地管理者との調整方法についても扱っている。田園地方庁はマップについて、広く国民、土地管理者、そして利害関係者から意見を受け付けることとされている。意見は、計画審査官が指名する審査官によって処理されるが、規則に基づき、ウォーカーや近隣の土地所有者などの第三者も聴聞に参加したり、証拠を提出したりすることができる。
 なお、今回の規則は2001年11月から2002年2月の間の意見聴取を踏まえたもので、全国農業者連合などから提出された70以上の意見を受けて原案を修正した。イギリス環境・食糧・地方事業省は同時に協議への反応の分析、意見のまとめ、最終的な規則の説明も発表した。
 
 規則の全文はStationery Office, SI 2002/1710, ISBN 011 042442 5まで。また近日HMSOのホームページでも公開予定。
【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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