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環境ニュース[国内]

竹中工務店、省エネと生産性を両立する新しいワークスタイルの実証実験を開始

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.11.27 【情報源】企業/2014.11.21 発表

 竹中工務店は、省エネと知的生産性を両立する新しいワークスタイルの実証実験を始めた。大阪市中央区の再開発地域「大阪ビジネスパーク」にある超高層ビル「クリスタルタワー」の屋内・屋外に分散型のコミュニティースペースを構築し、利用を促す。環境省の「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の2014年度実施分として行う。
 同実証事業の「省エネルギーに繋がる居住者の移動を促すための空間設計と誘導システム構築」(2103〜2015年度)として、少ないエネルギーで運用できる分散型コミュニティースペースを使う。2013年度に1階共用部に屋内スペースを設けて実証したところ、利用促進には異なるニーズに対応する多様性が必要と分かった。
 今回はそれを踏まえて、屋内1階スペースに間仕切りを設けるとともに1人席、多人数席など各種の机を置き、稼働率増やストレスなく滞在できる時間の延長、生産性向上を目指す。加えて、より省エネが可能なスペースを屋外に設置し、変化する自然環境でどのような活動がどのくらいの頻度・時間で行われるかを調べ、自然環境が満足度や生産性に与える影響を検証する。
 空間の提供のほか、スペースに誘導するために目的や状態に応じて自由な空間選択を可能にするシステムを構築して実験的に運用する。1人1人の好みや位置情報に基づいてシステムが情報を発信し、利用者は必要な時に受け取れる。竹中工務店は実証実験を通し、誘導システムによる移動促進効果や室内側でのエネルギー削減効果を定量化する。【(株)竹中工務店】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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