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環境ニュース[国内]

茨城県守谷市、下水道のメタンガスで発電事業者と協定締結

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.12.08 【情報源】地方自治体/2014.10.19 発表

 守谷市は、下水処理場「守谷浄化センター」で発生するメタンガスを利用したバイオマス生物資源)発電を行うため、総合水事業会社の水ing(東京都港区)と発電事業基本協定を締結した。燃料にメタンガスを用い、再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を活用した民設民営(BOO)方式の発電は関東で初めて。
 同センターでは年間約88万m3のメタンガスが発生し、約33万m3を温水ボイラー用に利用しているが、残りは廃棄している。メタンガスを有効利用し、下水道経営を安定化させるため、発電用に売却することにした。
 守谷市は来年10月から20年間、同センターで発生するメタンガスの全量を供給。水ingは7基のメタンガス発電設備をセンター敷地内に設置する。年間発電量は一般家庭約300世帯分の年間消費電力量に相当する140万kWhで、1kWhあたり39円(税抜き)で電力会社に売電する。二酸化炭素(CO2)削減量は年間550トンを見込む。上下水道事務所上下水道課 TEL:0297-48-1842【茨城県守谷市】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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