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環境ニュース[国内]

東京ガス、「エネファーム」と「停電時発電機能」がマンションに初の同時採用

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2015.01.14 【情報源】企業/2015.01.08 発表

 東京ガスが販売するマンション用の家庭用燃料電池「エネファーム」と「停電時発電機能」オプション品が、マンションに初めて同時採用された。住友不動産が東京・品川区のベイエリア、天王洲地区に建設中の大型物件「(仮称)品川ベイサイド大規模プロジェクト」の一部住戸に導入される。省エネや防災への意識の高まりを受けた。
 エネファームは、都市ガスと酸素の化学反応で発電するとともに湯をつくる分散型エネルギーシステムで、省エネ・省CO2が可能になる。これに停電時発電機能オプション品を加えると、停電発生時にエネファームが発電していない場合でも自立起動して発電し、停電時使用可能コンセントを通じて家庭内に電力が供給できるようになる。
 停電時使用可能コンセントは通常時も電力が使え、停電時にエネファームで発電した電力や蓄電池からの電力が使用できるコンセントだ。停電時発電機能オプション品は、停電が起きるとエネファームからの電気の流れを自動で切り替える。住友不動産は、省エネや防災をコンセプトにした商品企画の一環として採用することにした。
 東京ガスは今回の採用を機に、エネファームと停電時発電機能オプション品の普及拡大を目指す。品川ベイサイド大規模プロジェクトは、鉄筋コンクリート14階建てで2016年2月下旬の完成を予定している。254戸の総戸数があり、このうち51戸にエネファームと停電時発電機能オプション品を入れる。マンションは非常用の発電機も備える。【東京ガス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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