一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

アサヒビール、環境マネジメントシステム国際規格「ISO14001」の統合認証取得

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2015.01.21 【情報源】企業/2015.01.16 発表

 アサヒビールは、環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の統合認証を2014年12月に取得した。これまでは工場ごとにISO14001を取得し、本社や営業拠点では環境経営システム「エコアクション21」の認証をそれぞれで取得してきたが、全社レベルの取り組みによる環境経営が強く求められていることから、統合した。
 アサヒビールでは1998年12月の福島工場(福島県本宮市)を皮切りに全国の工場でISO14001の認証を取得してきたほか、本社と各地域の統括本部でエコアクション21の認証を取得して環境活動を展開してきた。しかし近年は、原材料調達から製造、流通、販売、消費、廃棄までの視点や会社全体での取り組みの重要度が増している。
 そのため今回、全社で効率的で実効性の高い環境マネジメントシステムに移行する必要があると考え、統合認証に向けて活動した。ISO14001が今夏に2015年版に改訂されることへの対応も考慮した。その結果本社、全8工場、全10統括本部、全支社、全支店の統合認証を取得した。今後さらに全社一体となって環境経営を推進する。
 ISO14001は国際標準化機構(ISO)が制定した国際的標準規格で、企業などの活動による環境への影響を最小限に抑えることを目的にする。環境マネジメントシステムの仕様が定められ、システム構築で守る事項が盛り込まれている。エコアクション21は環境経営の方法と結果公表などのガイドラインで、環境省が策定した。【アサヒビール梶z

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク