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環境ニュース[国内]

住友林業、東京ガスの「エネファーム」導入住宅に停電時発電継続機能製品を採用

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2015.02.18 【情報源】企業/2015.02.13 発表

 住友林業は、東京ガスが販売する家庭用燃料電池「エネファーム」を導入する同社のガス供給地域の新築一戸建て注文住宅「Green Smart(グリーンスマート)」に、エネファームの新製品を採用する。新製品は停電時発電継続機能を搭載していて、4月1日に発売される。全てのエネファーム導入物件に同機能を入れるのは、住宅業界で初めてという。
 グリーンスマートはさまざまな環境配慮機器を搭載した住友林業の住宅の総称で、従来の環境配慮型住宅「Smart Solabo(スマートソラボ)」を進化させて2014年2月に発売した。断熱性能を高め、エネファームや太陽光発電システム、家庭用蓄電池システム、住宅エネルギー管理システム(HEMS)などを組み合わせて提案している。
 住友林業は今回、2011年3月の東日本大震災以降に高まる顧客の防災・省エネ意識を受け、エネファームを入れる物件全てを停電時発電継続機能付きにすることにした。4月以降にエネファームを設置する物件から順次、導入する。2015年度に、同機能を搭載するエネファームを備えたグリーンスマートで1200棟以上の供給を目指す。
 エネファームは、都市ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電し、その際の熱も給湯に利用する。停電時発電継続機能を搭載するエネファームは、停電が発生した時点で発電していると、電気スタンド、テレビ、携帯電話の充電など500Wまでの電力が最長で4日間(96時間)使用できる。給湯や床暖房も使える。【住友林業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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