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環境ニュース[国内]

キヤノン、「どんぐりポイント」導入、使用済みカートリッジのリサイクル促進

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2015.04.24 【情報源】企業/2015.04.22 発表

 キヤノンは、経済産業省が主導する「どんぐりポイント制度」を導入する。プリンターや複写機で使用済みになったカートリッジの回収を強化し、リサイクルを促進して環境保全につなげる。部品や材料をリユースリサイクルする「トナーカートリッジリサイクルプログラム」が25周年を迎えたことを機に、どんぐりポイント制度を取り入れる。
 どんぐりポイント制度は、製品やサービスで排出されるCO2量を「見える化」するカーボンフットプリント(CFP)を活用する。CFPで可視化したCO2を他の場所で削減・吸収したCO2で埋め合わせると、「どんぐり」のマークが付与される。マークにはポイントが付けられ、消費者が製品を購入してポイントを集めることで、環境活動が支援できる。
 キヤノンは2005年から「ベルマーク」運動を通じて学校単位で使用済みカートリッジを回収してきた。どんぐりポイントの導入に伴い、ユーザーから回収したカートリッジの数に合わせてベルマークを運営するベルマーク教育助成財団への寄付金を増額する。自社が展開する環境保全活動「未来につなぐふるさとプロジェクト」への寄付も増やす。
 未来につなぐふるさとプロジェクトは、回収した数に応じた金額を環境保全団体に寄付する取り組みで、地域の環境保全や自然再生に役立てられる。キヤノンは、どんぐりポイント制度によって2017年までに2014年と比べて重量ベースで20%増の使用済みカートリッジの回収を目指し、回収量に合わせた寄付を2017年までに年間約4500万円にする。【キヤノン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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