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環境ニュース[国内]

ドイツ 農業と自然保護の協働モデル地域プロジェクトを実施

自然環境】 【掲載日】2015.06.19 【情報源】/2015.06.05 発表

ドイツ連邦環境省は、農業と自然保護の協働モデル地域プロジェクトへの支援を公表した。これは、ラインランド、モーゼル、ミュンスターラントの3つの地域で実施されるもので、連邦環境省は、今後6年間で連邦生物多様性プログラムから170万ユーロを拠出する。複数のパイロットプロジェクトの他に、生物多様性プロジェクトを自主的に実行するために「農業従事者による農業従事者への」アドバイスを提供する機会も整えられる。3地域では、特に模範的な自然保護対策となる、持続可能なエネルギー作物、急斜面におけるブドウ栽培における生物多様性の考慮、集約農業における受粉昆虫の保護といったプロジェクトが実施される。また、類似の環境を持つ地域における同様のプロジェクトの実施の検証や経済的価値の分析などが行われ、さらに生態系サービスも重点テーマとなる。ヘンドリックス連邦環境大臣は、「ドイツ国内面積の54%が農地として利用されており、そのほぼ95%では従来型の農業が行われている。この従来型の農業は、ドイツ国内の農地の自然状況に重要な影響をおよぼしており、早急に対策を必要としている」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】

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