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環境ニュース[国内]

日立製作所、子会社がミャンマーに電力・配電用の変圧器事業の合弁会社を設立

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.07.10 【情報源】企業/2015.07.07 発表

 日立製作所の100%子会社で産業用電機機械、変圧器の日立産機システムは、ミャンマーに電力・配電用の変圧器事業の合弁会社を設立する。現地の送配電機器大手、Soeエレクトリック・アンド・マシンリー(SEM)と正式契約を結んだ。同国で電力・配電用変圧器を中心にした送配電機器の設計、製造、販売、据え付け、保守を行う。
 合弁会社「日立SEM」は2016年3月までの営業開始を目指す。ミャンマー最大の都市、ヤンゴンに本社を置き、資本金は4500万ドル(約55億3500万円)で、日立グループが51%、SEMが49%出資する。設立時に約400人の従業員を予定する。日立産機とSEMは技術提携しているが、協業関係の強化を目的に合弁会社の設立を決めた。
 日立SEMはSEMの変圧器事業を引き継ぎ、SEMが保有するミャンマー国内の事業基盤に日立産機の変圧器設計・製造技術を加えて製品のラインアップを拡充し、シェアを拡大する。同時に、近隣各国への輸出も手掛ける。電力用変圧器の設計・製造体制の強化を図り、現在海外製品が多く輸入されている同国での国産化率の向上を目指す。
 SEMは1993年に創業した。電力・配電用変圧器や開閉装置などを手掛け、配電用変圧器はミャンマー国内で高いシェアを持つ。同国は経済発展を背景に電力需要が急増し、電力インフラの整備が大きな課題とされる。発電施設や送配電網の設置が進められ、安定供給を支える高品質な変圧器などの変電・配電設備の需要が高まっている。【(株)日立製作所】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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