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環境ニュース[国内]

リコー、グループのCO2削減プロジェクトが「J-クレジット制度」に承認・登録

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.07.13 【情報源】企業/2015.07.03 発表

 リコーグループでリース事業のリコーリースが実施者となるCO2排出削減プロジェクトが「J-クレジット制度」の認証委員会から承認され、J-クレジットのプロジェクトに登録された。老人ホームの給湯設備などを高効率機器に更新する。リコーリースは創出される排出枠(J-クレジット)を購入して事業活動のCO2排出量を相殺する。
 登録されたプロジェクトは、社会福祉法人敬長福祉会(仙台市若林区)が同区で運営する「特別養護老人ホーム チアフル遠見塚」の排出枠の取引およびCO2排出量を削減する取り組みだ。給湯熱源になっている灯油だきボイラーを電気式高効率ヒートポンプにするとともに、空調設備をより効率の高い機器に更新する。リコーリースは実施者・J-クレジット保有者となる。
 これらの設備によって施設のエネルギー使用量を抑制し、温室効果ガス排出量を削減する。認証の予定期間は2015年4月1日〜2021年3月31日となり、402tのCO2排出削減量を想定している。J-クレジット制度は、省エネ機器の導入や森林経営などによるCO2などの温室効果ガス排出削減量や吸収量を排出枠として国が認証する制度を指す。
 このプロジェクトはリコーリースにとって、J-クレジット制度活用の2件目で、5月29日の認証委員会で認められた。1件目はクリーニング会社の工場のボイラー燃料を重油から都市ガスに変更するプロジェクトで、2014年8月4日に同委員会で承認・登録された。202tの排出削減量を見込む。今後、同制度への取り組みの拡充を図る。【リコーリース(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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