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環境ニュース[国内]

川崎重工、単機の出力が世界最大級のディーゼル発電設備を沖縄電力に引き渡し

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.07.22 【情報源】企業/2015.07.16 発表

 川崎重工業は、単機の出力が世界最大級となるディーゼル発電設備を沖縄電力に引き渡した。石垣島にある同電力の石垣第二発電所(沖縄県石垣市)6号機の増設工事として、2013年6月に受注した。2011年8月に納入した同発電所5号機ディーゼル発電設備と同様に、4サイクル中速ディーゼル機関を動力源にしている。
 川崎重工は、石垣第二発電所6号機の発電設備の設計、機関・発電機・配電開閉装置・制御装置の供給と据え付け、建屋・土木の建築などで構成する建設工事の一式を一括して請け負った。主機関はV型18気筒の過給器付き「MAN18V48/60B型」ディーゼルで、発電設備は1万8000kWの出力がある。C重油を燃料にする。
 石垣第二発電所がある石垣島は、リゾート産業の発展に伴って電力需要が堅調に伸びているため、沖縄電力は電源設備の増強を進めている。同島では、川崎重工が納入した出力1万kW3基と1万8000kW1基の大型ディーゼル発電設備計4基のほか、ガスタービン発電設備2基(出力5000kW)が主力機として運転している。
 沖縄電力は沖縄本島を除く離島系統では重油を燃料にしたディーゼル機関で電力を供給する。本島の南西約450kmに位置する石垣島の系統では、石垣島に発電所を設け、同島と西表島など周辺の離島に電力を送っている。川崎重工は今後も電力需要の増加に対応する分散型発電システムの受注・販売拡大を推進する。【川崎重工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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