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環境ニュース[国内]

JFEスチール、東アフリカの社会環境改善への寄付を目的にした飲料自販機設置

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.07.23 【情報源】企業/2015.07.16 発表

 JFEスチールは、東アフリカ地域の社会環境改善への寄付を目的にした飲料自販機を東京・千代田区の日比谷本社に2台設置した。自販機での飲料販売代金の10%が、主に子供たちへの良質な飲料水の安定供給や防疫施設の整備などに使用される。今後導入台数を増やすことで寄付を増額し、東アフリカの社会環境改善に貢献する。
 設置したのは企業環境活動コンサルティングのテクノトレーディング(東京・新宿区)が企画した新型自販機で、アフリカの子供たちの写真が本体にあしらわれている。寄付金は日本とウガンダとの経済交流を進める一般社団法人日本ウガンダ経済推進協会を通じ、国連児童基金(ユニセフ)や赤十字などの援助機関に届ける。
 自販機はJFEスチールが手掛けるスチール缶の販売促進の狙いがあるうえ、防災補完機能を備えていることが特長だ。被災時に飲料を無償提供するほか、AED(自動体外式除細動器)を装備し、衛星電話の機能もある。震災などでライフラインが停止した際、初期の被災対応が可能になる。日比谷本社の23階と30階に設置した。
 自販機導入を記念したセレモニーを7月16日に日比谷本社30階で開き、自販機の前でウガンダの大使がJFEスチールの社長に感謝状を手渡した。JFEスチールは、この自販機を全国各地の製鉄所に導入することを検討し、順次台数を拡大していく予定にしている。寄付の額を増やすと同時に、災害時に備えた防災対策強化につなげる。【JFEスチール(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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