オゾン層保護のため　CFK廃止を前倒し

　オランダは、オゾン層破壊物質であるCFKを製造している他のEU諸国（スペイン、イギリス、フランス、アイルランド及びギリシャ）に対し、モントリオール議定書の廃止スケジュール（2010年）を前倒しし、2006年に製造を停止するよう呼びかけた。CFKは冷蔵施設などに使用されている。
　オランダ議会下院は、既に2001年12月11日、WeertにあるCFK工場を2005年末に閉鎖することに合意している。オランダは、自主的に閉鎖を早めることで、1999年モントリオール議定書の合意を5年前倒しで実施する予定。
【オランダ住宅・国土計画・環境省】
（英語版掲載は2002年8月）