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環境ニュース[国内]

サントリー食品インターナショナル・伊藤園、今冬も飲料自販機の使用電力削減

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.11.11 【情報源】企業/2015.11.06 発表

 サントリーホールディングス傘下でソフトドリンクのサントリー食品インターナショナルグループと、伊藤園は、今冬も飲料自動販売機の使用電力削減を実施する。節電協力が必要な地域で電力需要が高まる時間帯に、自販機の冷却機能を一時停止するなどの対策を講じる。両社とも自販機の省エネを推進し、積極的に環境負荷を抑えている。
 サントリー食品インターナショナルグループは、夏場に自販機のピークカット機能で電力消費が多い午後1〜4時に、冷却機能を停止するほか、その他の時間帯も冷却機能を一時止めて節電している。屋内の自販機は24時間消灯し、屋外はLED(発光ダイオード)照明搭載機以外、間引き点灯する。今冬も同様に冷却機能の一時停止などを行う。
 サントリー食品インターナショナルグループは1991年に自販機の電力削減を始め、低消費電力型を投入してきた。2014年4月からは消費電力量が国内最小の「超省エネ自動販売機(エコアクティブ機)」を設置している。ツインヒートポンプシステムの採用などで、従来のヒートポンプ式自販機と比べて消費電力量が約半分に抑えられる。
 伊藤園も今冬に、冷却機能の一時停止や屋内設置自販機の24時間消灯に加えて、LED照明の搭載がない屋外自動販売機では蛍光灯の本数を減らした点灯を続ける。2011年からは、新たに採用する自販機にLED照明を標準装備したほか、省エネ型の最新機種を順次導入している。伊藤園の自販機全体に占めるヒートポンプ式の割合は86%に達した。【サントリー食品インターナショナル(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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