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環境ニュース[国内]

三菱日立パワーシステムズ、韓国の発電会社と火力発電に関する技術交流で合意

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.11.20 【情報源】企業/2015.11.16 発表

 三菱重工業と日立製作所の火力発電システム事業を統合した三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、韓国の発電会社、同国南部発電(KOSPO)と火力発電に関する技術交流を進めることで合意し、技術交流協約書を結んだ。併せて、KOSPOが既に交流している同国の名門大学、延世大学との産学連携も実施する。
 技術交流協約は、技術協力や共同研究を促進することを目的にする。KOSPOは韓国の公営電力会社、同国電力公社(KEPCO)の発電子会社で、MHPSと良好な関係を築いている。MHPSは7月にKOSPOの火力発電所向けに発電効率が高い天然ガスだきガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備を受注した。
 この発電所は47万kWの出力があり、MHPSの最新鋭ガスタービン「M501J形」を採用している。GTCC発電はガスタービンで発電した後、その高温の排ガスを利用して蒸気タービンでも発電する。燃費効率が高く、エネルギーが有効利用できる。それより前にも、別の発電所向けに蒸気タービン2基を納入している。
 加えて、MHPSの技術供与先で韓国の総合重工業大手、斗山重工業を通してGTCC発電所にガスタービン3基を受注、納入した。MHPSにとって韓国市場は重要な市場の1つになっていて、KOSPO以外の発電会社向けの受注案件も多い。MHPSは、KOSPOや延世大学と密接に連携し、資源の有効利用と環境負荷の低減を図る。【三菱日立パワーシステムズ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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