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環境ニュース[国内]

ドイツ 内閣が2015年気候保護報告書を承認

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.12.02 【情報源】/2015.11.18 発表

 ドイツ連邦内閣は、「気候行動計画2020」の実行状況をまとめた「2015年気候保護報告書」を承認した。「気候保護行動計画2020」は2014年12月に承認されたもので、今回の報告書では、様々な対策分野における温室効果ガスの排出傾向を分析し、行動計画で策定された100件を超える対策の実行状況を報告している。既に実行に移された対策として、「気候に配慮した建築と住居」戦略に基づくドイツ復興金融公庫の助成プログラムの拡張や地方自治体による気候保護プロジェクトへの助成ガイドラインの拡張が挙げており、さらに多数の対策が2016年に実現することが記載している。また、連邦政府は、州政府、自治体、経済界、市民社会とともに、対策の構成や新しい対策の可能性を確認していることから、気候保護により多くの主体の参加を促す新しい取り組みの確立も成果として挙げている。ヘンドリックス連邦環境大臣は、「我々は、他の省庁や州政府、自治体、各種団体と共に、行動計画の実行に取り組んでいる。2020年目標は我々の長期目標を実現するために実現可能な段階目標である。EU並びにドイツ政府は、2050年までに80%から90%の削減することにより、世界的目標である今世紀末までの脱炭素の実現に貢献したい」とコメントした。【ドイツ連邦環境省】

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