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環境ニュース[国内]

富士通、ベトナムに農業ショールーム開設、施設・植物工場栽培の実証実験を開始

【発表日】 2015.12.08 【情報源】 企業 【エコビジネス その他(エコビジネス)

 富士通は、ベトナムに農業ショールームを開設する。施設栽培と植物工場栽培の設備を導入して実証実験を始める。同国システム大手、FPTとのICT(情報通信技術)を活用した農業事業(スマートアグリカルチャー)の協業で実施し、同国でのスマートアグリカルチャーの実践や技術展開を推進する。試験運用の後、2016年2月に正式に開設する。
 ショールームは首都ハノイに設け、高糖度トマト、低カリウム化リーフレタスといった高付加価値野菜を紹介して試験栽培する。富士通の農業ICT「食・農クラウドAkisai(アキサイ)=秋彩」を利用する。クラウドはインターネットを介してサービスを提供する方法を指す。アキサイは農作物の品質や生産性の向上、コスト削減を実現する。
 施設栽培の設備では温度、湿度、CO2、日射量、風速などの環境情報をセンサーでリアルタイムに収集し、カーテンやファンなどの設備を自律的に制御する。これらの設備に薄いフイルムの上で栽培する農法を組み合わせ、栄養度と糖度が高いトマトを栽培する。植物工場は、完全閉鎖型植物工場での低カリウム化リーフレタス栽培を紹介する。
 ショールームは面積403m2のハウスで、中に259m2の施設栽培ゾーンや15m2の植物工場栽培ゾーンなどがある。環境情報や栽培エリアの動画は日本からモニタリングでき、遠隔での栽培指導も実施する。ベトナムでは農業の高度化が求められ、ショールームを通して政府や企業と連携しながら、現地に合ったスマートアグリカルチャーを検討する。【富士通(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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