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三菱商事、ローソンと出資する家庭向け電力販売会社が料金プラン決定、特典用意

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.02.03 【情報源】企業/2016.01.29 発表

 三菱商事とローソンが共同出資する家庭向け電力販売会社のMCリテールエナジーは、4月1日から実施する電力サービス「まちエネ」の料金プランを決めた。2月1日に申し込みの受け付けを始めた。分かりやすくするため「きほんプラン」だけにするとともに、ローソンで使用できる共通ポイント「Ponta(ポンタ)」の付与などの特典を用意した。
 まちエネは、東京電力供給地域の東京都、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨県の全域と、静岡県の富士川以東をエリアにする。電気料金1000円に対してポンタポイントを10ポイント加算するほか、ローソンの店舗で使える人気メニューなどのクーポンを毎月メールで届ける。初回はコーヒー無料クーポンとなる。特典は随時追加する。
 基本料金と、電力量料金の月120kWhまで、同120〜300kWhは東電の現行(従量電灯B)と同じで、同300kWh以上は9%安く設定した。一戸建ての5人暮らしで現在電気代が月約2万円の場合、ポンタポイントの付与と合わせて年間約1万4900円相当額を得することになる。マンションで2人暮らしの同約7200円でも年間約700円相当額のメリットがある。
 売り上げの一部を環境保全活動にあてる取り組みも予定する。まちエネの申し込みはウェブサイトで2月1日から、書面で2月下旬以降受け付ける。4月30日までキャンペーンを行い、サイトでの申し込み者にポンタポイントを最大500ポイント贈る。MCリテールエナジーは三菱商事の電力事業のノウハウを生かし、ローソンと連携して事業展開する。【三菱商事(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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