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環境ニュース[国内]

三菱商事、ベトナムで火力発電所の建設を企業連合で受注、高効率で環境に配慮

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.03.16 【情報源】企業/2016.03.11 発表

 三菱商事は、ベトナムで石炭火力発電所の建設を、韓国重工大手の斗山重工業、現地パートナー2社との4社企業連合で受注した。高効率の超臨界発電所を建設し、2019年の運転開始を予定している。
 ベトナム電力公社がベトナム南部のビントゥアン省ビンタン地区に設置する出力60万kWの発電所を受注した。三菱商事が同様の企業連合で同電力公社から受注し、建設中のビンタン4石炭火力発電所の隣接地に、追加して設ける。現在建設しているのは出力60万kWが2基の計120万kWで、これを拡張してさらに1基を加える。
 三菱商事は蒸気タービンと発電機の供給を担当する。斗山がボイラーと現地工事を手掛け、現地パートナー2社がプラントの補機を供給する。ボイラーから蒸気タービンに送る水蒸気を、水の臨界圧を超える高温・高圧にすることで、熱エネルギーを削減する超臨界方式を採用した。これにより、少ない熱消費で効率的に発電できるようにする。
 ベトナムでは経済成長に伴い、前年比で10%以上の電力需要の伸びが見込まれる。中でも同国最大の経済圏であるホーチミン市が位置する南部地域では、電力需要がひっ迫している。従来計画されている電源開発の遅れが問題になり、この発電所建設が安定した電力供給を実現するための重要プロジェクトと位置付けられる。【三菱商事(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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