大岳発電所更新計画に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見提出

　環境省は、29日、大分県で実施予定の「大岳発電所更新計画」（九州電力株式会社）に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
　本事業は、大分県玖珠郡九重町において、既設の総出力12,500kWの地熱発電所を更新し、総出力14,500kW級とするもの。
　環境大臣意見では、排水、温泉及び移植した植物に関する環境監視を適切に実施すること、温泉影響について地元関係者と適切に共有すること並びに還元井等はできる限り長く維持して新規掘削を最小限とすること等を求めている。

○事業概要
・名称　大岳発電所更新計画
・事業者　九州電力株式会社
・計画位置　大分県玖珠郡九重町
・出力　14,500 kW

【環境省】